私たちは「自分の体」を知らずに大人になった?
「生理がきているから、いつでも妊娠できるはず」
「排卵日さえわかれば大丈夫」
妊活を考え始めたとき、多くの方がそう思われます。
でも、実は大人になっても「自分の体の中で、いつ、どんなドラマが起きているのか」を正確に知る機会は意外と少ないものです。
学校では教えてくれなかった、「命を迎えるための心ときめくチームプレー」の話。
これを知ると、明日から基礎体温を測るのが少し楽しみになるかもしれません。
ふたりの主役とホルモンのバトンパス
女性の体の中では、主に2つのホルモンがリレー形式でバトンをつないでいます。
第1走者:エストロゲン(キラキラ期)
生理が終わったあと、次は赤ちゃんを迎える準備をするよ!と、卵を育て、子宮のベッドをふかふかに整え始めるホルモン。
肌がツヤツヤしたり、気持ちが前向きになる、いわゆる「調子のいい時期」の主役です。
第2走者:プロゲステロン(ポカポカ期)
排卵という「バトンパス」が行われたあとに登場します。
もし赤ちゃんが来たら、ベッドを温めて守り続けるよ!と、体温を上げ、子宮内膜を維持するホルモンです。
この第2走者が現れたとき、体温がググっと上がるのが高温期。
つまり、体温が上がるのは、あなたの体がいのちを迎えるために、全力でベッドを温めている証拠なんです。
なぜ「基礎体温」が最強ツールなの?
排卵検査薬やエコー検査など、今の医学には便利なツールがたくさんあります。
でも、あなたのホルモンが、毎日一生懸命働いているか をリアルタイムで見せてくれるのは、基礎体温だけです。
💗ちゃんとバトンパス(排卵)は行われた?
💗第2走者は、しっかりベッドを温め続けてくれている?
💗あなたの「ポカポカ期」は何日間続いている?
これらは、血液検査をしなくても、あなたが布団の中で数分間体温を測るだけで、グラフが教えてくれるのです。
基礎体温は「自分を愛でる」実況中継
「妊娠したいから、義務で測る」
そう思うと、少し息苦しくなってしまいますよね?
でも、基礎体温は、あなたの体が頑張っている様子を教えてくれる実況中継だと思ってみてください。
しくみを知れば、グラフの波が愛おしく見えてくるはずです。
次回は、この「実況中継」を正しく受け取るための、具体的な基礎体温の測り方とコツをお伝えしますね。



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