懐かしさと新しさが混ざり合う時間の中で、
心と体がやさしく整っていくのを感じました。
中津|海風と歴史を感じる散歩道
旅のはじまりは中津。
地元で評判のおいしい中華をいただいてエネルギーチャージ。
両親の実家のお墓参りを済ませて
親戚の家から近い、海沿いの道をのんびりと歩きました。
海と山、田んぼ…空気が澄んでいて、当たり前だけど横浜とは全く違う…
潮風と波音に耳をすませると、すっと心が整っていくのを感じます。
その後は、散歩の延長で、大相撲の伝説・双葉山の生家と記念館を訪問。(17時過ぎてたので記念館は閉まっていたけど)
歴史にふれ、静かな街の中に流れる強さを感じました。
ここから、旅の本番が始まります。
宇佐神宮|子どもの頃の記憶をたどって
どうしても訪れたかった場所、宇佐神宮。
子どもの頃に何度も来たはずなのに、記憶はほとんどなくて、
でもずっと心のどこかに、懐かしい響きだけが残っていました。
静かで厳かな空気の中を歩きながら、
小さな自分が駆け回っていたかもしれない境内を思い描く。
参道を進むたび、
過去と現在がやさしく溶け合っていくような、不思議な感覚に包まれました。
ここに来てよかった、心からそう思えた時間。
親戚のお宅が本殿のすぐ下にあったそうで、だから私も連れてこられていたということを従姉妹が教えてくれました。
私のルーツ的な宇佐神宮。お札、お守り、御朱印をたっぷり購入し大満足です。
由布院|スイーツと緑に癒される
由布院では、のんびりと観光気分を味わいました。
由布岳を眺めながら、小さなお店やカフェをめぐる。
ふわっと漂ってきた甘い香りに誘われて、
おいしいスイーツをいただくひとときは、まさに至福。
ピスタチオのおいしいどら焼きを食べていたら、お店の方が、新商品?試食?のスイートポテトをサービスしてくれました!
時間がゆっくり流れる街並みを歩きながら、
自然と笑顔になれる。
そんな、やさしく楽しい時間がここにはありました。
平日だったけど、外国人観光客がたくさんで、特に韓国人観光客ばかり。あぁ、さすが九州だわ!と納得
別府|郷土料理と地球のパワーに触れる
旅の締めくくりは、別府。
駅近くの老舗旅館に宿泊し、温泉を満喫!部屋の露天風呂に3つの露天風呂。
翌朝は旅館から近い古民家カフェで、郷土料理の「だんご汁」で体を温めます。
野菜たっぷりの素朴な味に、ほっと心がほどけていきます。他のお客さんも、みんなモーニングだんご汁召し上がっていましたよ。
だんご汁はきしめんやすいとんに近いです。
そして、別府名物の「地獄めぐり」へ。
湯けむりの中、カラフルな温泉をめぐりながら、
地球が生きていることを実感するダイナミックな光景に、ただただ圧倒されました。新緑の季節でもあり景色も美しく、ツツジの花がとてもキレイでした。
異世界のような景色に包まれて、
この旅で得たすべての感覚が、ひとつに繋がっていくのを感じました。
旅の終わりに
中津の海、宇佐神宮の記憶、由布院の甘い空気、別府の大地の力。
ひとつひとつの場所で、五感すべてが目覚めていく旅でした。
自然に抱かれ、
過去の自分と今の自分がやさしく寄り添う。
そんな心のデトックスとパワーチャージの時間。
また、必ず戻ってきたい両親の故郷に。
そう心に誓った、大切な時間になりました。

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