「フェミニンケア」って聞いたことありますか?
フェミニンケアは、デリケートゾーン、特に腟まわりをていねいにケアすること。
ちょっと恥ずかしい話かも…と思われがちだけど、実はとても大切なセルフケアなんです。
助産師としてたくさんの女性と関わってきましたが、妊娠前、妊娠中、産後、更年期、そして閉経後…
どのライフステージにも“腟”にまつわるお悩みはつきもの。
乾燥やかゆみ、におい、なんとなくの不快感――
でも、それって年齢のせいだから仕方ない、なんて思っていませんか?
実はそうじゃないんです。
腟ケアは「何かあってから始める」ものではなく、「今からできる」こころとカラダのメンテナンス。
たとえば、こんな小さなことからでもOK。
・ボディソープではなく、専用のやさしい洗浄料を使ってみる
・毎日お風呂でゆっくり温まって血流を良くする
・ナプキンや下着を、自分が心地よいと感じるものに変えてみる
・気になるときは、保湿ケアや温活アイテムを取り入れてみる
こうした日々の小さなケアが、未来の自分の体を守ることにつながります。
特に、妊娠を望む方や、産後のからだが変化している時期、閉経後の腟トラブルが気になる方には、今こそ腟ケアを意識してほしいなと思っています。
フェミニンケアって、実は“自分を大切にする”ということそのもの。
もっと自由に、もっと気軽に、わたしのからだと仲良くなるための第一歩です。
ちょっとずつ、心地よいケアを取り入れてみませんか?


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